求人情報誌というものがフリーペーパー(無料)で配られるようになった現在、果たしてどれぐらいの数の人間が見ているのでしょうか?
私がまだアルバイトなどを探していた時代は、そういった求人情報誌が200円ほどで売られていました。
今になっては、電車の駅やコンビニなど人がたくさん集まるような場所に、たくさん置かれて、誰でも手に取れるようになっています。
求人情報誌が有料の頃は、本当に職を探している人しか見ていなかったものが、今は職を探していない人や、単に暇つぶし程度の人にも見られているというものです。
さらに今は、インターネットの求人サイトが多数あります。
別に駅やコンビニを利用しない人も、携帯電話一つあれば、誰でも簡単に、不特定多数の人が求人情報が手に入るわけです。
モノは考えようで、それだけ情報が流用しているということは、それだけライバルも多いといことになります。
不特定多数の方に見られるといのは決して悪いことではないのですが、職を探してる人にとってはあまり嬉しい話ではないんじゃないでしょうか?
でも今となってはそれを防ぐ手立てなんてありません。
簡単に情報が入れれるという利点とは反比例して、実際に雇用までに至る道が狭まってるようにも思えます。
この不特定多数の人誰でも得られる情報の中、どうやってその狭き道をくぐり抜けて行けばいいのか・・・
やはり納得のいく仕事に就くには本気の気持ちを持つことを大前提に、使えるものは何でも全力で使うしかないのでしょうか?
私が一番に思うのは、やはり人だと思うんです。
求人情報誌やインターネットの求人サイトなどでは得られないものが必ずあります。
「持つべきものは友達。」と言いますが、職探しにもこの言葉は絶対に必要だと思います。
私の友達にこんな風にして職を見つけた人がいます。
その人は長年、役者の道を志していました。その彼と付き合っていた彼女に子供ができたのです。
家族を持つということで、夢半ば役者の道をあきらめた友人は、そのことをFacebookの記事で報告しました。(もちろんまだ就職先も決まってなかったので、アルバイトで食いつないでいこうと思ってたみたいです。)
その記事を見た、彼の所属していた劇団のファンが救いの手を差し出したのです。
そのファンの方のお父様が営んでいた介護関係の仕事にいったんは落ち着きました。
3年近く経った現在、その彼は独立をして都内に一軒家の家を建てるぐらいになりました。
今はその劇団のスポンサーもされてるみたいです。